もっと科学に関心を持ってもらいたいという思いで始まった『おもしろ科学まつり』は、2000年の本格実施から年に1度のイベントとして毎年開催し、今年は25回目の節目(silver anniversary)を迎えます。
発足当時は「とにかく実体験で本物の科学に触れる機会を」といった理念のもと、自然科学を題材にした出展が中心でしたが、地域の皆様や団体様・企業様に支えられながら拡充を続け、
今では、様々な科学技術や地元産業に、一般のみなさまが触れていただける大規模な催しとなっています。
デジタル衛星放送が開始され、前年に発売が開始された世界初の家庭用エンタテインメントロボット(aibo)が話題になるなど「IT革命」という言葉が流行した2000年以降、情報技術を筆頭に、様々な技術が発展してきました。
『おもしろ科学まつり』では、ワクワクする実験や体験を通じて、科学のおもしろさに興味を持ってもらうといった、発足当時の理念を大切にしながらも、このような最先端技術に触れることができる出展も積極的に受け入れ、
時代に合わせた企画を推進してきました。
先人たちが築き積み上げてきた知識を再発見し、それを応用した現在のよりよい生活や様々な問題を解決してきた科学の力を知り、未来に思いを馳せる。
過去から現在、未来に広がる科学・技術・産業に触れ、豊かな学びにつながる『おもしろ科学まつり』にぜひご参加ください。
2024年度 実行委員長 井嶋 博(和歌山大学)
開催要項・実行委員名簿(PDFファイル・2024年10月3日版) |
開催記念式典(11月3日16:00~16:30)式次第(PDF) |
※ 本年度の「おもしろ科学まつり」は、和歌山大学の行事「わだいフェスタ」との合同開催になります。
「おもしろ科学まつり」の参加者の皆さまには、「わだいフェスタ」として出展する和歌山大学所属の出展にもご参加いただけます。
※「おもしろ科学まつり」と「わだいフェスタ」の入場登録・チェックインのお手続きは共通になっています。1回の手続きで、どちらの催しにもご参加いただくことができるようになる予定です。
従来の「おもしろ科学まつり」では、多くのご来場の皆さまに少しでも多くの体験をしていただくことが最も重要であると考えていました。
このため、一つの出展の滞在時間を短くし、来場者が多くの出展を体験することができる「おまつり型」(予約が不要な従来型)を企画の中心としてきました。
本大会の趣旨から「おまつり型」が企画の中心であることは変わりません。
一方、ご協力いただいている出展者の皆さまからは、原理の説明等も含めて、来場者とじっくりと接したいというご要望をいただいていました。
来場者からは、説明やしくみを落ち着いてゆっくり聞きたいというご意見もいただいています。
そこで、2023年度から、参加者を小人数(10人程度)にした事前予約制の体験教室・ワークショップ型の出展を導入しました。
このタイプの出展を「じっくり型」と呼びます。
「じっくり型」は、1回あたり45~60分、2日間で合計6回を必ず決められた時間に実施します。
時間指定で事前に応募をし、当選した参加者のみが参加することができます。
本年度(2024年度)は、会期中2日間とも、「じっくり型」と「おまつり型」の出展を並列に実施いたします。
来場者は、「じっくり型」と「おまつり型」の出展を組合わせて参加することができます。
「おもしろ科学まつり」の魅力を維持しながら、より深い体験の機会を提供するための取り組みとなります。
ご理解とご協力をお願いいたします。
青少年のための科学の祭典・和歌山大会実行委員会(担当教員: 西村 竜一)
〒640-8510 和歌山市栄谷930 和歌山大学 学生自主創造支援部門(クリエ)内
E-mail:omoshiro2024[_at_]kagaku-wakayama.com
※お問い合わせは電子メールでお願いします。
([_at_]は、アットマークに変更してください)
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