おもしろ科学まつり和歌山大会






開催挨拶


青少年のための科学の祭典
 -2013おもしろ科学まつり- 和歌山大会 開催にあたって


ようこそ「おもしろ科学まつり」へ.今日は,どんな体験を期待して来ましたか.今年の「おもしろ科学まつり」も,物理・生物・化学・地学など幅広い分野で40件以上の出展があります.できるだけ多くのブースをまわって,ぜひ,じっくり見学して帰ってください.

出展の中には,実験するものや観察するもの,体験するものなどがあります.それぞれの出展者の説明をじっくり聞いて見学してください.その時には,それがどんな「しくみ」なのか,「なぜ」そうなるのか,自分でも考えてみてください.世の中で起こることには,たいてい理由があります.たとえそれが目に見えなくても,目に見えない「しくみ」や「理由」を考えてみてください.「しくみ」や「理由」を考えることは,本質の理解につながります.そして,気づいたこと一つで良いですから,帰ってから家の人や友達に教えてあげてください.その人たちにも同じように分かってもらえれば,自分が本当に分かったと言えるでしょう.もしも分かってもらえなければ,どんな風に説明すれば分かってもらえるのか,今日のことを思い出しながらもう一度考えてみてください.

私たちは,たくさんの便利なものに囲まれて生活しています.このような生活ができるのは,これまで科学者が研究に取り組んできて,その成果が現在に伝えられてきたからです.今後も新しい研究をして,その成果を次の時代に伝え続けなければなりません.そこで活躍が期待されるのは,このガイドブックを読んで見学しているあなたたちです.

この「おもしろ科学まつり」は2000年からスタートし,毎年数千人という方々に「科学」を楽しんでいただいています.今年も皆さんに楽しんでもらって,科学への興味が深まることを願っています.

青少年のための科学の祭典・和歌山大会
実行委員長 津田 尚明

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